インターネットでは、ベビーマッサージの教室を開業する際には資格は必要なのかどうなのかが曖昧に記述されていることも多いです。
しかし、ベビーマッサージを開業する際に資格が必要かそうでないかには明確な判断基準があります。
そこで今回はベビーマッサージの教室を開業するにあたって資格が必要なケースと不要なケースの違いや教室を開業する上で大切なことをご紹介していきます。
これからベビーマッサージの教室を開業したい方にとっては必ず抑えておきたいことなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ベビーマッサージの教室を開業するに資格は必須?
ベビーマッサージの教室を運営する上で資格は必須ではない
実は、ベビーマッサージの教室を開業・運営する上では、ベビーマッサージの資格は必要ありません。
というのも、ベビーマッサージの資格は民間資格なので、教室を開業・運営する際には必ずしも資格が必要ということはないのです。
実際に、助産師として働いている方がベビーマッサージの資格を取得せずに、ベビーマッサージの教室を運営しているケースもあります。
ベビーマッサージの教室はどんな内容?
ベビーマッサージの教室では、基本的に「ベビーマッサージのやり方を教える」ことをメインに運営しています。
例えば、あなたがベビーマッサージの講師としてお教室を開業・運営する場合、あなたはインストラクターとして受講者に向けて、ベビーマッサージのやり方を教えることになります。
つまり、あなたが参加している受講者の赤ちゃんにベビーマッサージを施術することはありません。
受講者の赤ちゃんにベビーマッサージを施術するのであれば国家資格が必要
先ほどもお伝えしたように、基本的にベビーマッサージの教室の開業・運営にはベビーマッサージの資格は必ず必要というわけではありません。
しかし例外は存在します。 その例外とは、あなたが受講者の赤ちゃんにベビーマッサージを施術する場合です。
日本には『あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律』というものがあり、マッサージを施術する際には、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」を取得しなければならないというものです。
”第一条 医師以外の者で、あん摩、マツサージ若しくは指圧、はり又はきゆうを業としようとする者は、それぞれ、あん摩マツサージ指圧師免許、はり師免許又はきゆう師免許(以下免許という。)を受けなければならない。”
引用:あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律
結論、ほとんどの場合で資格は必要ありません。これまでご紹介した通り、基本的はベビーマッサージ教室を開業・運営する場合には資格は必要ありません。
しかし、もし赤ちゃんに対して実際にベビーマッサージを施術したいと考えているのであれば、「あん摩マッサージ指圧師」を取得する必要があります。
つまり、あなたがどのようなベビーマッサージの教室を運営したいのかによって、資格が必要かどうかは変わるということです。
ベビーマッサージの教室を運営することで大切なこと
ベビーマッサージの資格より信頼が大切
ベビーマッサージを開業する上で一番大切になるのは信頼です。 ここまではベビーマッサージ教室を開業するのに、資格は必要ないとご紹介しました。
しかし、「お母さんのためのベビーマッサージ教室」と「〇〇認定講師が教えるお母さんのためのベビーマッサージ教室」という2つの教室を比べた場合、あなたはどちらの教室にいきたいと思いますか? 相当な理由がない限り「〇〇認定講師が教えるお母さんのためのベビーマッサージ教室」を選びますよね?
つまり、ベビーマッサージの資格を取得する目的は受講者からの信頼を得るためでもあるのです。
ベビーマッサージの開業後に集客できるかが重要
ベビーマッサージの教室を開業したら、まず課題になるのは集客です。 せっかく教室を開業しても、受講者がいなければ教室として成立はしません。
そして、ベビーマッサージの資格を取得した後に「〇〇認定講師」と名乗れることが集客にはとても役に立つのです。
また、ベビーマッサージの資格を取得する際に受ける講座では、集客に関してのサポートも受けることができるので資格を取ることはとても大切といえます。
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