こんにちは。日本ベビー&チャイルドケア協会の市居です。
昨日、「人の心を動かす文章術」樋口裕一著。を読んでいて、あらゆるクラス構成のヒントを得ました。
それは、「起・承・転・結」があること。
当たり前じゃないですか?という声が聞こえてきそうですが、できていそうで、案外できていないことが、この起承転結だと思いました。
起承転結とは、言い換えると「予告、エピソード、展開、まとめ」のあるクラス構成のことです。
ベビーマッサージのクラスにあてはめると、「予告」でまずは、今日行うマッサージについて一連の流れを説明する。
「エピソード」では、ベビーマッサージの利点や効果などについて、お母さんの印象に残るエピソードを話す。
「展開」では、実際にそのマッサージを練習し、その効果を体感する。
「まとめ」では、最後に、今日行ったことのおさらい、そして、自宅でベビーマッサージを行う方法などについてふれる。
といった具合です。
特に、「エピソード」の部分は、講師の話し手としての力量が問われる部分かと思います。
お母さんたちに、いきなり質問を投げかけてもよいでしょうし、「実は、先日こんなことがありました・・・・」と実体験を話すのもよいでしょう。
クラスの最初で、お母さんの心をつかみ、授業に集中できるような雰囲気をつくることはとても大切かと思います。
また、印象に残るエピソードは、お母さんたちの口コミを呼び起こし、集客にも好影響があるかと思います。
起承転結、特にエピソードのあるクラスづくりをJABCベビーマッサージ資格養成講座でも推奨、提案していきたいと思います。