こんにちは。日本ベビー&チャイルドケア協会の市居です。
先週は、小児救急の講習会に参加していましたので、留守にしており失礼いたしました。
今週はお問い合せの電話にも出れますので、お気軽にご連絡ください。
さて、小児救急講習会の話は、また次の機会にするとして・・・・昨日は、国際インファントマッサージ協会が主催するシンポジウムに参加してきました。
参加者数は、関東インストラクターだけでも200名以上。さすが、老舗のベビーマッサージ協会ですね。規約等がとても厳しい協会ですが、こうしたシンポジウムを無料で開催して下さるのはとても有り難いことです。
で、内容は・・・と言いますと、「胎内記憶」の提唱で有名な池川明先生のご講演がとても面白かったです。
特に、赤ちゃんがお腹にいるときからの胎児マッサージが大切だという話にとても引き込まれました。赤ちゃんは、お腹にいるときから、お母さんに対して、
- 話しかけて
- いろんなことにチャレンジして
- 歓迎して迎えて
- 慌てないで焦らないで
- 尊重して
- 信じて、愛して、寄り添って、気持ちをわかって
と、思っているそうです。そして、例えお母さんが赤ちゃんの気持ちを理解することができなくても、わかろうとする姿勢(これを代償行為と呼ぶそうですが)で、赤ちゃんは満足するのだそうです。
そして、池川先生は、赤ちゃんはお腹にいるときから五感をもち、生まれてからもお腹にいた頃の記憶や生まれたときの記憶をもっていると話します。
実際に、3才くらいの子供たちが話している肉声のテープや作文を見せてくださったのですが、これを見て信じないわけにはいきません。
胎内記憶ってあるんだ。子供は、この世に役立つために生まれてくるんだ。子供はちゃんとお母さんお父さんを選んで生まれてくるんだ・・・と実感します。
また、胎内記憶があるとすると、ベビーマッサージは、生まれる前からはじめるべきものだと考えさせられますね。お腹にいるときから、言葉かけをしながら、さすってあげることがとても大切なんだと改めて思いました。
また、池川先生のお話のなかで、お腹の赤ちゃんとお話ができる「胎話士」という方たちがいることも初めて知りました。「胎話」とは、お腹の中の胎児と話す「胎話」であり、自分自身と「対話」することなのだそうです。
胎話士さんの助けを借りて、赤ちゃんの気持ちを、そして、自分自身の気持ちを理解していくわけですね。池川先生の話を聞いて、自分もすぐにでもまた妊娠したくなりました(笑)
次の妊娠では、もっとお腹にいるときから、さすって愛して、心を伝えていきたいなぁ。
池川明先生は、全国各地で胎内記憶に関する講演会を実施されています。ご興味のある方は、下記で講演を探してみてください。きっと心温まるお話を聴けると思いますよ。
http://www.webrush.net/aikegawa
素晴らしい機会を与えてくださった、国際インファントマッサージ協会さんに感謝です♪