こんにちは。日本ベビー&チャイルドケア協会の市居です。

ゴールデンウィークもあっという間に終わり、夏を感じさせる暑さが
やってきていますね。ゴールデンウィーク中は、ベビーマッサージ資格養成通信
講座のレポート課題が返ってくる件数も少なかったです。

ですが、その中に印象的なレポートがあったので、少しここで書かせて頂きます。

本講座では、課題図書を読んでその感想文を書くレポート課題があるのですが、受講生の多くが、触れること、触れられることの大切さを感じ、タッチは必要不可欠なものなのだ理解されます。

ですが、そのお母さんは、ベビーマッサージやタッチに関する様々な研究結果を知ることで、タッチについて疑問を抱くようになってしまいました。

「私は、子どもが小さい頃から、お出かけの時はスリングで出かけ、常に、抱っこにおんぶ、添い寝をし、おっぱいも2歳8ヶ月になるまであげて、常にタッチや触れあいをして子育てをしてきました。にも関わらず、うちの子は、泣いたり騒いだりして手のかかる子です。本を読んだことで、今、自分の子育てとのギャップに戸惑っています。」

といった内容でした。(私の覚えている印象を書きました。当のお母さん、語弊がありましたらごめんなさい)

そして、このレポートを読んで、私が思ったことは、このお母さんが感じたことは特別なことではなく、ベビーマッサージクラスに参加されるお母さんの中にもこうしたギャップに苦しむ方がいるだろうなぁということでした。

ベビーマッサージやタッチの様々な研究結果を知ると、心も体の健康優良児が育ち、夜泣きが少なくなり、お母さんのストレスも解消し、育児が楽しくなりますよ~と、理解できますが、そう言われたお母さんたちが、
「うちの子は、ベビーマッサージやタッチをこんなにしているのに、全く夜泣きも減らず、ぐずりも減らず・・・どうしたらいいのだろう・・」

と悩んでしまっては、申し訳ないなぁと思いました。

がんばっているお母さんたちが、「抱っこが少ないからあんなに泣くのだ」とレッテルを貼られてしまうことも間違ったことですし、「タッチがすべてだ、タッチさえしていれば、良い子が育つ」という考え方も間違いでしょう。

私たちは、タッチやベビーマッサージの良さを広めていく一方で、それが子育てのすべてではないこと、また、効果がすぐに現れなかったとしても、将来的に見えてくることもあるかもしれないこと、そして、何より一番大切なことは親子の絆づくりであり、それは目にはなかなか見えないかもしれないとをお伝えするも役目なのだなぁと思いました。

というのも、同じ課題のレポートでこんなお母さんもいました。

「私は、他人に触れること、触れられることが苦手です。また、愛されたいとも思います。親からは十分な愛情を受けて育ったのですが、4人兄弟の長女だったため、幼い頃の親とのタッチ不足が今の気持ちに通じているのではないかと思いました。」

こういったお母さんの声を聴くと、ベビーマッサージやタッチの効果は、すぐには
現れなくても、将来にわたって子どもの情緒に影響してくるのではないかとも思います。

二人のお母さんのレポートには、感銘し、感謝したくて、ここで少しご紹介させて頂きました。もしも「あ・・私のことだ・・」と気を悪くしてしまったらごめんなさい。どちらのお母さんも、ご自身の体験をもとに、よく考え抜いて書いてくださった大切なレポートだと思います。そして、お二人のレポートによって、私も考えることが多かったため、自分の想いを皆さんにお伝えさせて頂きました。

皆さんからのレポートは、私たちも毎回勉強になることが多いです。

それでは、また!